時計の秒針音

少しずつコツコツ意味を貯めてく

日をまたぐ

とにかく誰かに伝えないといけないこと

伝えたいこと

それが漠然と頭の中を回転してしまっていて

何も形にならないことがよくある

 

空中に宙ぶらりんになってしまっていて

とても苦しいんだ,

地面に足がついていない状態で

空から落とされてただジタバタしているだけの存在

そういう時,とても息がしにくい

 

文字をただ起こしていて

この瞬間の気持ちとか感情とかが文章になって存在していて

それがインターネットの中を泳いでいく

そして誰かの目に留まる

 

僕の存在は,インターネットの中では無限に生きつづけることが出来るらしい

0と1の空間で,目視できるのはその瞬間の僕であり

その瞬間の僕が永遠にそこに生き続ける

 

動画や写真内の僕は笑っていたり,笑っていなかったりするけれど,

実際の今の僕は笑っていなかったり,笑っていたりする

 

誰かのことをインターネットで知ることは出来ないよ

全てはその人の長い時間の一瞬を切り取っているだけだから

なるべく,僕は僕のことを信用してくれている人と時間を共有していたい

僕はほとんどの人のことを信用できない

僕のごく一部を切り取って,知ったふりをして近づいてくる人達

ちゃんと【                         ,                                                         】

 

信用しているふりはできる

 

いつのまにか演技がうまくなってしまった

これを大人になるって言葉でまとめるのはアタマが悪いけれど.