愛くるしいほど音楽ーマスフェスに行ってきたー
どうも,job'sです.
先日11月19日バハマスフェス(通称マスフェス)に行ってきました.場所は新宿Marz.
最THE高でした.久々に音楽欲を満たされて幸せしか無かった.僕は,元宇宙コンビニのだいじろー目当てで行ったんですが,他のバンドも最高すぎて,脳汁垂れ流しでした.最高最高最高.
マスフェスという名前から想像できるように,”マスロック”のフェスです.
マスロックの”マス”というのは,数学のmathemathicsから来てるんだとか.とにかく拍子が目まぐるしく変わっていきます.
きっと,Jpopとかの曲はたいてい4拍子(チッタッタッタのリズム)で,たまに3拍子(ワルツのリズム)があったりかなと思います.だから,聴いている人は知らず知らずのうちにその拍子に合わせて身体を揺らしたりするわけですね.
マスロックは,そんなの全く無いのでとにかくノレない.だから,”音楽と一緒”,というよりかはむしろ,”音楽を浴びせられる”,近いです.
”フェス”とは名ばかりで,所謂ウェーイ系がのさばる場所ではなく,みんな静かに直立して音楽を浴びされています.僕は個人的にウェーイ系ダメなので,非常に合ってました.
(だいじろーも言っていましたが,マスロック好きは音楽マゾでしょうね,間違いなく)
ほとんど全てのバンドが歌がありません.所謂インストバンド(instrumental bandの略)でした.もはやあの領域は歌は蛇足でしか無いです.いらない.
だって歌詞聞きに行ってるわけじゃないんだもの.
vocalいるバンドもいましたが,「haー」とか「ah−」とかです.
うちのベースも言っていますが,vocalというよりかは「人間」という楽器です.
純粋な音楽.
純粋な音楽.
純粋な音楽.
余分な物を全て削ぎ落として,純度を高めた音楽.
最近の音楽に足りないものだと思いました.
道理で最近は良い音楽が無いなと思っていたわけだ.
最近は音楽軽視が甚だしい.まあこの話はここではしませんが.
自分が考える音楽をやるためなら編成だってこだわらない,という感じがこのバンドからしました.↓
6人編成バンドなんですが,ギター二人,ベース二人(!?),ドラム二人(!?!?)でした.
常識とは多くの人が勝手に歌っているだけで,決められたものではないと実感しました.自分が考える「こうありたい」の理想がないから常識から脱却出来ないんだなと.
もちろん真似は大事だけど,そこからプラスα新しいことを取り入れなければ成長は止まってしまいます.
つかの間の晩御飯は,新宿Marzの近くの牛すじラーメン.ボリュームたっぷり油そば.
お客さんがあまりいなかったのですが,滅茶苦茶美味しかったです.ぜひ流行ってください.
牛すじラーメン ぶっかけ 大福 - 西武新宿 | ラーメンデータベース
だいじろーはアコースティックでマスロックしてました.(動画は撮りましたが写真忘れてました)
最後はハイスイノナサ.初見でしたが滅茶苦茶良かったです.CD買いました.
ギター1人,ベース1人,ドラム1人,キーボード2人,コーラス2人,パーカッション1人の8人編成でした.圧倒的.
ちなみにハイスイノナサのギターは,僕の大好きなPeople in the boxのCut3のライブやだいじろーでサポートギターをしています.
音合わせの時にPeople in the box の8月を弾いててすぐわかりました.
ハイスイノナサは,本当に”美しい音楽”という感じでした.女性コーラス良いなあ.
きれいなハーモニーが美しい旋律と相まって素敵な空間を作り出すと言った感です.僕はブラインドという曲が好きです.
まとめ
「なるほど自分はマスロックを求めていたのか」と気づいた.
ライブで超絶うまい人たちの音楽を聞く&見る事ができる.
書いてなかったけど,小さなフェスだと足元も見れるから音作りに使える.
ドラムがやはり重要で,曲を「このときは何拍子」と完全に把握していないとだめ.
ベースあんまり歪んでないほうが良いかも.きれいに響かせる必要がある.
ギターはタッピングがマスロックには必須だなと,練習しなきゃ.
自分のやりたい音楽の立ち位置が完全なマスロックでは無いことがわかった.(自分のやりたい音楽の立ち位置を相対的に認識することは非常に良いことだ)