見えない精神力
自分がどれくらい疲弊しているのか
自分がどれだけ苦しんでいるのか
それしっかりと把握できる人って案外少なかったりする.
ボクもそのうちの一人だ.
今日レコーディングがあって,歌ってきたわけだけど,覇気が出ない.
歌っててもそこまで楽しくない.
想像力が膨らまない.
よく
「追い込まれれば,案外簡単にひらめくよ」
なんて言っている人がいるけど,そんなこと無くて
気持ちに余裕があるとき,その隙間に想像力っていうのは生まれるって思ってる.
自分の歌声を聞いてて,「あーボクこんなに疲れてんだな」ってわかった.
これが「見えない精神力」.
これに気づけない人は,知らないうちにこの「見えない精神力」を削られて,しかも削られてることに気づけなくて鬱とかになってしまう.
人は,自分の心に目を向けないで,ひたすらに頑張れる結構すごい生き物なんだけれど,過度にそれをやり過ぎてしまうと,急に歯車の歯が壊れてボロボロと崩れていく.
自分を奮い立たせるための精神力が無くなってしまうんだから,生きる気力が無くなってしまう.
そういうことだ.
「見えない精神力」は,文字通り見えないから気づきにくい.他人から「元気ないね?どうしたの?」と言われて気づくこともあるように,気付き方は一つではない.
今はネット社会になっているのだから,TwitterなりFacebookなりInstagramなりなんなりで,助けを求めれば,誰かが助けてくれるだろう.
人とつながっていることが重要だったりする.
削りきった精神力を何らかの形で気づけたとして,それを回復する効果的な方法を3つ紹介する.
・早く(長時間)寝て早く起きる.
・好きなモノや人とふれあう(話す)
・美味しいものを食べる
これだ.
当たり前のように思えるけど,本当に大事なことだ.
しかも「・美味しいものを食べる」はそれを写真におさめてSNSなどにアップロードすれば反応が来て,じぶんが 社会から外れていないことに気づける.
最近は人と人との浅いコミュニケーションが活発化していて,逆に一人の時間が作りにくい.
だから,逆にそれを利用して,どうにか人とのコミュニケーションを保ち,自分を救っていこう.