時計の秒針音

少しずつコツコツ意味を貯めてく

MVというもの

先日,かねてから本当にお世話になっている方に依頼していたMVを公開した.

曲名は「haise」という.

 

僕は映像に関して,専門的な知識がまったくない.

雰囲気とか,こういう気持ち,とかそういうことでしか伝えることができない.

 

なので詩を読んで,解釈して,映像にする,という仕事はとてもすごいことだと思う.

(仕事と表現したのは,金銭のやり取りが当然あるからだ.)

ありがたいことだ.

 

 

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公開して皆さんの目に触れるのは,3分10秒.

それ以前に,僕が音楽と詩を描いていた時間.

ねねちゃんがドラムフレーズを考えた時間.

 

濃縮還元ジュースのようだ.

露骨だね.

(よく考えたら,今手にしているものすべて,誰かが積み上げてきた時間の上に成り立っている)

 

ノクターンとしても,3分10秒という短い時間の曲は初めてで,

キャッチーでわかりやすく,しかし奥深く,

というものを目標に作った.

 

かなり習作のような立ち位置にあると思う.

 

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そもそも,時間の短い曲を僕が作れるのか,という疑問があった.

 

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下北沢近松,というライブハウスがある.

このライブハウスのイベントで,各日行われるライブでの選出バンドはサンプラーを作成していただけるというものがあり,ノクターンは見事選出された.

 

僕は選ばれたらMVにします,と公言していたんだけれど,精神がバグった時期に,一気にツイートを削除してしまって,みつからなかった.

(有言実行したから褒めてほしい)

 

選べれた段階でhaiseは一音たりとも出来上がっておらず,

その日以降から約2週間(くらいだったと思う,たしか)で作成した.

 

試作の段階でねねちゃんに音源を投げて,レコーディング前々日の段階でかなり変更を加えたものを

送ったから,本当に大変だったと思う.

 

頑張ったからたくさん,見てよ

でもYouTubeでMVを観るって結構コストかかるよね.

 

本当は生活の一部でながら観ることができれば一番なんだけれど.

そうも言えないね.

 

あーあ