困った就活生の日記
日記帳に書くのはコストが高い気がしたので,ここに書き記していこうと思います.
大学生から就活生になって,周りからのプレッシャーが大きくなっている.
どうにも,自分のやりたいことをやるには大きな力が必要で,まだ僕にその力は無いみたいだ.
とりあえず自分の今ある力が社会にどれだけ通用するのかを知るために就活している感じもある.(もちろん,やりたいことは見つかったしそこに行くために結構な準備はしているが)
ガウタマ・シッダールタは,この世界から解脱するのが一番ラクなことだと言っていたらしい.(解脱は死ぬことではない)
本来,仏教徒は家族とのつながりすらも捨てて修行に出るらしい.そうやって,自分以外の誰かとのつながりをことごとくちぎっていって,一人になった時初めて社会から開放される.
確かに,この社会が無意識の間に作り上げてきたレールから外れた瞬間が,自分の足で歩き始めたといえるんだろう.
思えば人間は一度自分で自分の道を開く力を持っていた.
それは生まれた赤ん坊の時である.
その時は社会に囚われること無く,しっかりと自分の足で世界を切り開いていた.
いつから社会に縛られてしまうんだろうか.
きっと教育制度が整ってからなんじゃないかと思う.
教育とは,社会のレールに乗るための訓練をするための場所なんじゃないかと思う.
人とのつながり方を知って,礼儀を知って,知識を得て,勉強で順位付けされて,そうやって立派な社会人に作り上げていく.
教育機関は社会人工場だ.
僕はそのレールから外れようとしてきたつもりになっていた.けど,そんな簡単に外れることはできなかったと痛感している.
こうやって社会のレールにそって歩くのは簡単だし,楽だ.
だからかろうじて,僕は音楽で自分の存在を確かめている.それを聞いてる人にも感じてほしい.
「僕は僕だけなんだから,それすらも忘れちゃダメだよ」って伝えないとなぁ.