時計の秒針音

少しずつコツコツ意味を貯めてく

25歳になった

じょぶずです.

 

25歳になりました.

ねねちゃんがツイッターで公式も動かしてくれて,いろんな人からコメントいただけて,なんかすごい嬉しいです.

ありがとうございます.

 

ブログというツールがあるので,ことばをきちんと様々な人に伝えることができるので,とても良い時代になったと思います.

 

僕はずっと邦楽というものに触れていなく,ずっとピアノを弾いていました.そもそも音楽自体にそんなに興味はなかったように今は思います.ただ,小学1年生の時の「今月の歌」でポルノグラフティのアゲハ蝶が選ばれて,初めてそういう音楽あるんだなって知ったような気がします.それからはずっとその歌を歌っていた.

 

njobs.hatenablog.jp

 

 

それ以来また,ちゃんと理解せずに中学生にあがり(この頃は外部チームでサッカーをしていたりしていた.が,そんなにうまくなく,上手い人たちの合間でフラフラと生きていたように思う.小学生の頃はループとシュートの違いが理解できず,ただ闇雲に思い切りボールを蹴っていた.中学に上がった段階で慣れていたミッドから何故かセンターバックにされ,さらに意味がわからなくなり,スタメンから外されるなど結構散々だった.引退間近になって,監督が代わり,僕をセンターバックからフォワードに抜擢してくれてスタメン起用してくれたときは,一生この人には頭上がらないと思った.と同時に,やっぱり保守的ではないな,性格的にと実感した)

中学校2年生の時に,BUMP OF CHICKENの曲を教えてもらい,初めてorbital periodを借りて,聞いた.どれもしっくり来なかったけれど,flybyがやけに耳に残ったな,そういえば.

母親とラーメン屋に昼を食べに行った時に,あの短い曲をずっと聞いていた.BUMPを聞いていた僕,ちょっと格好良いんじゃない?とかおもっていたりした.

 

ラフメイカーに出会って,物語のような歌があることをしり,MAD(であっているのかはわからない)でいろんな人がそれぞれに曲に合うイラストや漫画を書いていて,とても良いなと思っていた.

そういう音楽を作りたいと思ったし,BUMP OF CHICKENのメンバーが中学校の同級生でそのまま今も活動しているというのに憧れて,いつかはバンドを組みたいと思っていた.
ギターを買うきっかけになったのは,中学生の時の同級生がギターで洋楽(のブラック・サバス,クイーンを筆頭にMEGADETHやIRON MAIDEN系をめちゃくちゃ聞く人で,そういった方面のコピバンをしていた.そのうち自分で歌詞を書きたくなり,高校の時にノクターンが出来上がる)をコピーしていて,ノリでギターを始めた.

親に誕生日プレゼントでアイバニーズの入門セットを買ってもらった.ちょうど10年前?

 

(10年前!?やばいな!!)

 

高校生になり,高校の同級生に声をかけ,ノクターンを結成したが,色々ありうまく行かず,メンバーは入脱退を繰り返し,結局はネットで募集をかけた人たちのほうがうまくいくという現実が残った.

 

ねねちゃんもメン募サイトで知り合って,すぐできた曲がtwilight


ノクターン『twilight』

 

ここから,ノクターンの進むべき音楽が確立したように思う.

 

24歳,僕は社会人2年目でバンドで音楽をしながら仕事中は社会の歯車になりながら,必死に生きていたな.

最近やっとたくさんの人と知り合って,ノクターンの音楽を好きだと言ってくれる人たちと出会って,尊敬できる先輩たちができて,今とても幸せに感じています.

 

 

ーーー

幸せだからと言って辛いことがないわけではない.

幸せと辛さというのは交わることがないので,並行に存在します.

幸せを感じながら,別の面で辛さを感じるタイミングはとても多く,辛さを幸せで上書きすることなんてできない.

それを認識していない人が多すぎる.

余談だけれど.

ーーー

 

24歳,ツアーをして,MVを出して,アルバムを出して,サーキットフェスにも出て,まだまだ.まだまだまだまだ,やりたいことがある.

令和になって,25歳になった.

たくさん音楽を聞くようになった.

 

きっともっとたくさん傷つくだろう.

良いことと悪いことを両方共受け入れて咀嚼し,すべて音楽として出力していきたい.

僕がこれから生きていくことで,誰かの何かが変わってくれればよいな.

それがバタフライ・エフェクトとして,音楽業界が変われば良いな.

それによって日本が変われば良いな.

 

そう思う.

 

僕にはそれをするだけの力があると思うし,ノクターンにはそれを現実にする力がある.

 

大躍進するぞ.

えいえいおー

 

 

p.s.

誕生日プレゼント待ってます.

MVというもの

先日,かねてから本当にお世話になっている方に依頼していたMVを公開した.

曲名は「haise」という.

 

僕は映像に関して,専門的な知識がまったくない.

雰囲気とか,こういう気持ち,とかそういうことでしか伝えることができない.

 

なので詩を読んで,解釈して,映像にする,という仕事はとてもすごいことだと思う.

(仕事と表現したのは,金銭のやり取りが当然あるからだ.)

ありがたいことだ.

 

 

ーーー

 

公開して皆さんの目に触れるのは,3分10秒.

それ以前に,僕が音楽と詩を描いていた時間.

ねねちゃんがドラムフレーズを考えた時間.

 

濃縮還元ジュースのようだ.

露骨だね.

(よく考えたら,今手にしているものすべて,誰かが積み上げてきた時間の上に成り立っている)

 

ノクターンとしても,3分10秒という短い時間の曲は初めてで,

キャッチーでわかりやすく,しかし奥深く,

というものを目標に作った.

 

かなり習作のような立ち位置にあると思う.

 

ーーー

 

そもそも,時間の短い曲を僕が作れるのか,という疑問があった.

 

ーーー

 

下北沢近松,というライブハウスがある.

このライブハウスのイベントで,各日行われるライブでの選出バンドはサンプラーを作成していただけるというものがあり,ノクターンは見事選出された.

 

僕は選ばれたらMVにします,と公言していたんだけれど,精神がバグった時期に,一気にツイートを削除してしまって,みつからなかった.

(有言実行したから褒めてほしい)

 

選べれた段階でhaiseは一音たりとも出来上がっておらず,

その日以降から約2週間(くらいだったと思う,たしか)で作成した.

 

試作の段階でねねちゃんに音源を投げて,レコーディング前々日の段階でかなり変更を加えたものを

送ったから,本当に大変だったと思う.

 

頑張ったからたくさん,見てよ

でもYouTubeでMVを観るって結構コストかかるよね.

 

本当は生活の一部でながら観ることができれば一番なんだけれど.

そうも言えないね.

 

あーあ

 

haise

今日MVを公開した.


ノクターン『haise』

 

2ピースになって,2本目のMVだ.

無機質な感じがよく出ていると思う.

 

『haise』という言葉は造語だ.(造語というものを作ってみたかった)

 

前作は『私の聖域』というMVで,かなり有機的なMVになっている.


ノクターン『私の聖域』

 

haiseに関しては,少なくとも2019年の5月中にMVを公開し大大的に発表する必要がある曲であった.

 

「悲しさ共有しようよ」

「正しいのは君の心,僕の言葉」※歌詞引用

 

ちゃんと正しいと思って生きてる?

自分のことしっかり見つめてる?嘘ついてない?

(嘘ついてるって気づいてる?)

 

ちゃんと見つめようよ,全部

それから次に行こうよ.

 

悲しいことは,みんなで共有していたいね.

 

 

 

ノクターンはミニツアー中で,一週間後の5月18日(土)に下北沢MOSAiCで月花の旋律ツアーファイナル「白色の記憶」を行います.

slololis

kasa.

ノクターン

という3マンでやるのだけれど,チケット代がALL1,500円という値段設定.

(正直アホだった)

 

これで金がないって言われたら,もう僕らはどうしようもない.

(多分僕らのほうが金ない)

 

生の音楽感じて,絶対に損させないから.

最高の気分で土曜日帰って,余韻を日曜日感じながら優雅に過ごして月曜日から生きていこうよ.

そうしよう.

 

チケットは各バンド,公式ツイッター等でDMから受付中.

 

腕時計をしよう

僕は好んで腕時計をしている.しかも,少し重めのものが好きだ.

もうかなり長いあいだ腕時計をしている.

 

僕の体は,もうすでに重心が若干右にずれている.

それは腕時計を普段つけているから,左の重みと釣り合わせるために右に重心がずれているのである.

この偏りこそが僕である.

長い年月をかけて,この偏りが僕となった.

美しい傾斜.

 

もう腕時計は,身体の一部になっている.

 

こうやって,僕は身体以外のものが少しずつ身体になってきてしまっているのだ.

もうギターもそうだ.

 

僕はいつの間にか,多くのものを背負っているようだ.

この重さや痛み,傷が自分を形作っている.

すべて記憶らしい.

 

傷口を見て,記憶が鮮明によみがえる.

 

人は記憶の塊なのかもしれないね.

 

あの日の僕の影を,いつまでも追いかけてしまっているのかもしれない.

人は想い出に生きている

どこもかしこも,誰かと歩いたり遊んだりした想い出であふれている.

僕はまだ実家に住んでいるから,家の周りにはいろんな記憶が溢れている.

 

中学受験期に,数少ない友達とくだらない話をした交差点の白いガードレール.

そろばんの塾の帰りによって,泥団子を投げあった公園.不審者が出た公園.

焚き火をして怒られた.

 

好きな人たちも嫌いな人たちも,記憶に残っている.

記憶によって自分が形成されて今の自分の存在がある.

未来に生きることは,本当はできないのかもしれない.

すべて過去に経験したことの焼き直しでしかないのではないだろうか.

 

なんの話だ.

 

GWはいわゆる旅行とかは全く行ってなくて,バンド練とか数少ない友人とお酒を飲んだりした.

寒かったり暑かったり,体調を殺そうとしているな,地球め.

 

何かを得るためには何かを失わないといけないという,等価交換の原則は,結構本当なのかもしれないな.

 

僕ら記憶によって形つくられている.赤ちゃんが一番創造的なんだね.どの瞬間から,記憶によって未来を予想するようになるんだろう.

 

少なくとも,経験がないものに関して否定するような嫌な人間にはなりたくないな.

 

空虚な

生きている意味はなんだろう,という根本的な疑問に,

何かしらの周期でぶち当たる.

 

自分に価値がある,とか,無いとかそういう話ではなくて,

人類を動物として捉えたとき,種の存続というのが生物の基本的な意味ではあるわけだけれど,

最終的に地球にも宇宙にも寿命が合って,地球が破滅したとき,今まで紡いできた人類の歴史って全く何にも引き継がれないという絶望感がある.

 

必ず地球は破滅する,ということが確定している.僕がここでなにかを作り出して,誰かに評価されたとする.そして時間がたち僕が死ぬ.その後長い年月がたち地球が破滅したら,僕がいたという証拠がどこにもなくなってしまう.

古代のホモ・サピエンスたちが,洞窟に当時の絵を描いた.それは今現代の僕らが確認することができ,歴史が繋がったと実感できる.

同じようなことが繰り返されると信じていた.僕が生きることが,バタフライエフェクトとして,遠い未来になにか作用するのではないか,もしそうであるならば僕の生きていく意味はあるな,と感じる.

 

どこにも僕がいた形跡が存在しないとわかっているなら,死ぬタイミングがいつであれ変わらないのではないだろうか,とかね.

 

今僕はたくさんのことに興味があって,それを探求することがとても楽しい.なので死にたくないので生きるけれど.

こうやって誰にも理解されないような言葉の数々を垂れ流したりすることも大好き.思考の垂れ流しは,誰にも干渉されないからね.好き放題.

 

 

 

 

誰も僕のことなんて理解できない,同じ様に君のことを理解できる人もいない.

空虚だよん.全部ね.

 

 

 

 

生命,存続することが美しいのかどうか.野生的な行動から離れる,つまり種の存続という基本原理をしないことが,実は一番理性的で美しかったりして.

 

とても無邪気に笑える人が,一番美しいなって思うよ.綺麗な女優とかよりもね,僕は.

ノクターン月花の旋律ツアー「白色の記憶」について

こんばんは

(本当は,職場のひどい状況についてのブログを書こうと思っていましたが,そんなのどうでもいい)

 

本日解禁になったノクターン月花の旋律ツアー 最終章「白色の記憶」について,色々考えているところがあるので,文章にして残しておこうと思います.

(タイトルですが,盛大に格好つけさせていただきました.意味はあるよ.)

 

今回注目してほしいのは,料金設定です.

3マンの企画で下北沢MOSAiCで箱貸し切ってやるので,普通は2,500円とかになります.

また,当日券と前売り券っていうよくわからないシステムもあって,バンドマンもライブハウスも,よくわからないまま「今までもこうやってきたから」ということで,何も考えず設定しているのが現状だと思います.

 

まず,僕はインディーズバンドは曲を聞いて知ってもらい,好きになってもらうことが第一ステップだと思っています.どのバンドも個性豊かで話してみるとすごい楽しかったりするんです.嫌いになる人なんてほとんどいないと思います.

ただ,その演者との接点がものすごく少ない.そして,実態がよくわからないバンドのライブにチケット代2,500円+ドリンク代500円かけるのって,結構勇気いりませんか?

真の音楽好きであれば,「音楽にはそれくらいの価値がある」とご存知だと思うので,特に疑問を持たれないと思います.ただ,それが日常のBGM代わりだとか,CMで聞いたことあるとか,TikTokが全てだと考える人たちには,「その3,000円で服買えるじゃん」ってなってしまうと思うのです.

なので,今回は3マンですがチケット代金を1,500円という破格の値段にしました.正直赤字になると思います.

なので,ちょっとでも興味ある方は,好きなバンドに「チケット予約しても良いですか」と声をかけて下さい,もちろん僕らノクターンの企画なので,僕らに声をかけてくれると一番うれしいのですが,対バンのスロロリスやkasa.も最高なので,彼らに声をかけるのでも全然良いです.

とにかく,最初のハードルを低くしたかった.最高の音楽って,実はテレビとかそういう場所じゃないところにこそあるんだよって知ってほしい.

 

そして,前売りと当日券制度を廃止しました.

 

当日に時間ができて駆け込みで来てくれる人から,高いお金を取る意味がわからない.

なのでどの日程でもたとえ当日であっても,1,500円にしました.

「え,じゃあ予約とかいらなくない?」と思うかもしれません.

 

ぶっちゃけいらないです.

ただ,予約をしてくれると,バンドのモチベーションが圧倒的にあがります.

「あ,この人僕・私達に興味があって,お金払って来てくれる人なんだ.うれしいな」って思います.

なので,バンバン声をかけてほしい.声をかけて予約してほしい.

善意の元にある考え方なので,ビジネス的には最悪の考え方ですが,それで良いんです.

僕らはビジネスで動いていないから.

 

好きな音楽をみんなで楽しんで,最高の想い出,最高の夜にしたくないですか.

 

そのために,みんなで一緒に良い日を作りたい.

 

「やった!今日仕事早く終わったわ!!ライブ間に合う!!急げ!!」ってすごいドラマチックじゃないですか?

走ってチケット代払って,最高の音楽をライブハウスで聞いて,帰れるって幸せだと僕は思うのです.どうですか.

 

僕らも最初のハードルを下げるため,また最高の1日にするため全力で頑張っています.

なので,興味が少しでもあれば,時間を作って,ライブに来てほしいな.

土曜日だしさ.笑

 

(本当は1ドリンク制に関してもどうにかしたかった...)

 

できれば,拡散してこういうことを考えている人達にも届けてほしかったりする.または意見募集

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

f:id:njobs:20190331214426p:plain

ツアーフライヤー

 

5/18()下北沢MOSAiC

ノクターン月花の旋律ツアー 最終章

白色の記憶

 

ノクターン

kasa.(三重)

スロロリス

 

ALL¥1,500(D)

OPEN17:30/START18:00

 

予約は下記TwitterアカウントへのDMやリプライ,またはHPから受付中.

twitter.com

nocturne44words.jimdo.com